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The man responsible for future GT-R talked! GT-Rの未来を担う田沼氏インタビュー

Speaking with Automotive News (subscription required), Kinishi Tanuma said he was looking to boost volumes for the GT-R and focus on quality and value rather than simply increasing the horsepower. Last year Nissan sold 1,188 GT-Rs in the U.S., the car’s biggest market.

Tanuma was tight with further details on the GT-R’s future. He did reveal, however, that there would be more electronic aids. According to previous reports, a redesigned R36 GT-R could be introduced as early as the 2016 model year and feature hybrid technology developed with the Williams F1 Team. Before the arrival of the R36 GT-R, however, we’ll see a new GT-R NISMO model launched.

Head over to Automotive News for the complete interview.

Automotive NewsがR35の2代目開発責任者、田沼勤一氏をアメリカ滞在中にインタビューした記事が掲載されています。現在、ディーラー、R35乗りなどのヒアリング、簡単な話、R35最大のマーケット(昨年のアメリカでの販売台数は1188台、月間販売台数は日本約50台、アメリカ約100台)を現地視察中、ってわけですね。

Automotibe Newsとの一問一答は以下の通りです:
現在なぜアメリカに?
アメリカはGT-R最大マーケットですし、もっと私自身、アメリカを知るためです。私は知られた存在ではありませんから、ディーラーやユーザーに気兼ねなく接触できます。

GT-Rの生産はごく少量ですが、もっと生産できますか?
それが私の任務で、計画についてはまだ明かせません。

生産台数拡大の難しさは?
エンジンは「匠」によって組み上げられ、私たちが重視している点です。匠はトレーニングを積み、指で品質が語れるレベルに達していることが条件です。匠は現在、現在、もう1人、トレーニング中です。

十分な技術を得ている、と言えるには?
エンジンをかけて、耳を澄ますことです。

ある映画にGT-Rを登場させることを拒んだとか?
作品内容から悪いイメージが付きまとうからです。

日産はGT-Rのパフォーマンスを毎年、進化させてきましたが、これは今後も続く?
カスタマーのニーズがあれば、我々は応えていきます。でも、もっとボリュームが必要なんです。馬力を追うだけではいけないと思っています。アメリカのお客様は高出力を好むのは存じていますが、もっと高い品質、もっとバリューを出せたら、と思っています。

技術面においてGT-Rのようなスポーツカーは今後どうなる?
カスタマーのニーズに応えたいです。2001年に市場調査をしたところ、スポーツカーはMTという声が大多数でした。でも、仕事から帰るときは、MTを操作するのは面倒くさい、という声も同時に聞きました。そして、我々はクラッチペダルを排除する決定をくだしたんです。

これからはもっと電気を用いることになるでしょうね(ハイブリッドの可能性を示唆?)。スポーツカーに乗りたくても、助手席に彼女と話したいでしょう。(静粛性の追求?)まぁ、これらが私の課題になるでしょう。

「クオリティ」、「バリュー」はわかります。ボリューム追及について、若干言及されていましたが、R36・・・、どうなるんでしょうね?2016年モデルとして登場するんじゃないか、と噂されています。まぁ、今年のハイライトはニスモGT-Rの投入ってことですね。

R35 replica made by New Millennium Motors in China… 中国の新千年的汽車なる業者がR35レプリカを作るとか・・・

I was browsing through YouTube and have encountered what is said to be the replica of an R35. Yes, it is made in China by the team called New Millennium Motors. Despite my effort for googling them, there was nothing. So all I can tell you is of the description written on the post of a YouTube video.

“NEW Nissan GT R Replica Made In China By New Millennium Motors 2014
These are 2 exclusive pictures that were just released to me, now copy protected, of a company’s example of their Nissan GT-R replica, made in CHINA. Styling is directly aimed at the GT-R, performance isn’t comparable as it’s supposed to have a 3 cylinder 1.5L turbo and automatic. YEAH, 3 cylinder! The company is searching for engine manufacturers in Australia, don’t know what they’re interested in though, maybe older engine castings that were sold by Toyota.
Not much else for information…”

What? 3 cylinder 1.5l turbo??????

I also found a YouTube video of an R33 being converted into an R35 pasted below the Japanese blog. Honestly, I don’t know if it’s worth the effort…

This particular sample of so-called replica R35 looks as though it is the “real” R35… made to look like replica by replacing badges… Ah well, when and if we find out more on it, we’ll let you all know!

GT-R Otakuなのに、なかなかGT-Rネタがなくって困っている、担当者ですが・・・、今日はなかなか面白いネタを拾ってきました。何かないものかしらん、とYouTubeを漁っていたら、出くわしたのがR35のレプリカ。期待通り(?)中国にあるニュー・ミレニアム・モータース(新千年的汽車)というところが2枚の写真を公開したらしく、アップロードした人が公開しています。ただ・・・、どうGoogle検索してもひっかかってきません。というわけで、YouTubeに記載されている通りにご紹介します。

「中国・ニュー・ミレニアム・モータースが手掛けた2014日産GT-Rレプリカ
2枚、ワタシにだけ公開された写真で、ニュー・ミレニアム・モータース社が中国で手掛けた日産GT-Rレプリカ、日産GT-Rを目指して開発されているがパフォーマンスは比較できない。3気筒1.5lエンジンにATを採用。ニュー・ミレニアム・モータース社はオーストラリアでエンジン製造業者を模索中で彼らが何に興味を持っているのかわからないが、トヨタの昔のエンジンの可能性も。詳細不明・・・」とのことです(笑)。

いやぁ、ツッコミどころ満載です。しかも公開された写真・・・、個人的にはレプリカ仕様のR35(本物:エンブレム交換のみ)に見えて仕方ありません。どことは申しませんが世界にはレプリカのスーパーカーを販売するとネットで広告を出し、手付金を支払わせ消える業者がゴマンといるんですよねぇ・・・。

もとい。R33をR35仕様にコンバージョン、いわゆるレプリカ作りの記録動画もありました。

ハッキリ言って・・・、大変過ぎます(笑)。

Photo Journey of the debut and the latest R35 初期型と最新型で行く古都の旅

In the Vol.109 of GT-R Magazine, we have tested both 2007 model that our editorial office owns as well as the latest 2013 model and took them for a drive from Tokyo to Kyoto. During the 1200km of trip, we were amazed by how “sophisticated” the ride quality has become, on the 2013 model, and felt that it has less harshness that resembles R32, R33 and R34. The R35 has become more comfortable but we miss the harsh ride that is so distinctive of a GT-R.

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『GT-R Magazine』の109号(2013年2月1日発売)で展開したR35GT-R長距離ツーリング企画。編集部所有の初期型・07年モデルと、最新型・13年モデルの2台で東京と京都を往復。一般道、高速道路、ワインディングを約1200km走行し、R35が5年で遂げた「進化」を検証した。日頃から初期型の07年モデルに接している編集部スタッフとしては、毎年最新モデルに乗る度、その「洗練」された乗り味に感服する。と同時に、初期型ならではの「荒々しい乗り味」も捨て難いと思う。2台を同じ環境で走らせると、13年モデルのほうが乗り心地がマイルドで、トランスミッションの変速もスムーズ。エンジンのピックアップ(特に中速域)も初期型より鋭い。ハードとしては、最新モデルのほうが圧倒的に優れているのは明白だ。しかし、初期型のゴツゴツとした硬いフィーリングには、R32、R33、R34がそうであったように「GT-Rらしさ」が宿っていると感じる。GT-Rに限らず、世界のスーパーカーが新しくなるにつれて「快適」になっていくと同時に「らしさ」が失われて行くと感じるのは本誌だけだろうか?

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写真はモータージャーナリストの西川淳氏。京都のワインディングで07年/13年モデルを比較インプレッション。自らもフェラーリやランボルギーニを所有する生粋のスーパーカー好き。その目線で評すと、「R35の最大の欠点はインテリアのデザイン。赤い内装(オプションのファッショナブルインテリア)もどうかと思う」。性能はスーパーカーに引けを取らないが、「色気」ではまだまだ欧州のスーパーカーには敵わない、ということか?

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ロケ地は京都の「嵐山・高雄パークウェイ」。全長10.7kmのワインディングは路面もフラットで、気持ちよくハンドリングを楽しめる。展望台からは京都洛西の美しい景色や山々に囲まれた保津川など、美しい景色を一望できる。パークウェイ内にある「フラワーパーク」では、春は菜の花、秋にはコスモスが一面に咲き誇る。

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高速道路では13年モデルのほうが乗り心地もソフトで、ロングドライブでの疲労感は少ない。07年モデルは路面からの振動をドライバーに遠慮なく伝えてくるし、シートの出来もイマイチ。アクセルのレスポンスは13年モデルのほうが鋭く、クイックなハンドリングも相まってクルマが一回が小さく感じる。07年モデルは480ps、13年モデルは550psと最高出力は70psの開きがあるが、公道を走行している分にはそれほど大きなパワー差は感じない。

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写真は京都市東山区にある「八坂神社」。境内に「えべっさん」が祀られていることでも有名。北向きに社を構えていることから、北向蛭子社とも呼ばれている。現在の蛭子社は正保3(1646)年に建造されて、国の重要文化財にも指定されている。

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発売から5年半が経過したが、いまだR35の注目度は高い。京都の街でも多くの人が振り返り、熱い視線を送っていた。写真は京都市左京区の南禅寺中門前。ただ、小学生から年配の方まで、R35を見て口から出る言葉は、口を揃えるかのように「スカイライン」。まだまだ日本では「スカイライン神話」は根強いようだ。

R35 has no soul? R35には走りに魂が感じられない、そうです・・・

Nissan GT-R is a bargain. With a sub-3-second 0-100km/h time, enormous grip, and a host of performance-enhancing technologies, the GT-R is, undoubtedly, amongst the best. But the GT-R has been knocked for being too efficient and precise in how it delivers its substantial performance, for lacking the “soul” of some of its European rivals.

The host of Motor Trend’s “world’s fastest car show’ Justin Bell takes Nissan’s supercar to the track, to see if it lives up to both its mythical and clinical reputations.

As for the torque distribution, Nissan set it so that anyone can drive fast through coners. It is unfortunate that none of the motor journalists fail to point that out… What the hell is “soul” anyway? Does the car have to be edgy at times to be called “soulful”?

Will the next generation GT-R be soulful or do Japanese not have the ability to make cars with souls?

デビューから7年、成熟に成熟を重ねたGT-Rですが、相変わらずジドウシャヒョーロンカを満足させるには至らないようで・・・。自動車評論の難しさは乗り手/書き手の主観に左右されるもので、絶対ということがないことでしょうねぇ。まぁ、どんな“評論”に関しても言えることですが。

モータートレンド誌が展開している「World’s fastest car show」というビデオで2014年モデルのR35を取り上げています。ル・マン優勝者でもある元レーシングドライバー、ジャスティン・ベルが試乗しているんですが、絶対性能は認めつつも、サーキットではイマイチ「魂を感じられない」と難しいことを申されております(笑)。

っでもって、最終評価ですが加速性能、絶対性能、コストパフォーマンスは評価しつつ、エンジン/エキゾースト音、トルク配分、トランスミッションの古さを指摘。たしかに的確な指摘ですけど、魂って何でしょうね・・・。それが次期GT-Rには加味されるのか、それとも車作りがヨーロッパのライバルたちと違うのか、気になるところです。

っでもってトルク配分ですが、これは誰もが安全に速く走れるようにした結果じゃないですかね?特にサーキットではグリップ重視のトルク配分が運転の上手い人にはアンダーステアとしか感じられず、辛いみたいですね。

多少の危うさを残さないと、ジドウシャヒョーロンカには好まれない???